ミサイル連発のわけは不安からか
ロシアへのデモンストレーションか

　9月末から10月にかけて、北朝鮮が相次ぎミサイルを発射した。そのうち1基は、日本列島を飛び越え、グアムに達する距離を飛行した。北は、同時期実施されていた米韓合同での軍事演習に対抗するものと主張。関係国からの非難、抗議を一蹴した。ミサイル連発は一向に進捗しない米国との対話や、南北関係に対する金正恩委員長のいらだち、との見方もある。だが、どうやらそれだけではなさそうだ。