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もはや昔日の水産大国・日本 漁獲量が過去最低更新


今や世界有数の「水産物の輸入大国」
中国に17.6%を握られている

 かつては「世界一の水産国」だった日本だが、2022年の水産物の漁獲量は、サバやカツオ、サンマなどの深刻な不漁によって、初めて400万tを割り込み、過去最低を更新した。ピークだった1984年の1284万tの3分の1以下の低水準。世界的な需要の拡大の中で、主な水産資源国でマイナス傾向を辿るのは日本だけだ。

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