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インターネットの大海から生まれた生成AI


オレオレ詐欺も聞き分けできなくなる

 年1回の「人工知能学会全国大会」が6月に熊本市で開催された。参加人数は3450人と学会史上最多、研究発表数も過去最多という熱気の中、参加した学者によると「生成AI一色」に近い雰囲気だったという。昨年は、「AIもそろそろ冬が来るのではないか」という弱気の声が出ていたし、生成AIに対する関心も低かったが、この1年でアカデミックの世界は大きく様変わりしたという。

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