男子に24か月間の｢女」になる義務を課す
“産役男”となった5人それぞれ
リアリティがあって何故か笑ってしまう

　岸田首相が年頭会見で突如発表した「異次元の少子化対策」。何をやるのかいまだにはっきりしなくて、結局、黒田前日銀総裁の「異次元の金融緩和」から「異次元の」をパクッただけと言われてしまいそうだ。第三子を出産したら一時金1000万円支給、とでもしたらかなりインパクトがあると思うが、「財源をどうする？」と反対が出て実現できないだろう。これを従来の発想で子育て支援、即ち福祉予算と考えるから、らちがあかない。子供が一人増えると直ちに消費が増える。それも年を追って増え、成人になったら今度は働き手になる。日本経済のパイが増える。つまり少子化対策・子育て支援は、経済対策でもあるのだ。