月刊誌「ニューリーダー」 公式Note
創刊35周年に達しました。記念号の特集タイトルは「私たちの失敗 君たちの明日」です。現在、各界のトップの多くが「ポスト団塊の世代」です。私たちはいったい何を残せてきたのか、ちょっと恥ずかしいところもあります。みんなで想像力を働かせて明るい未来にして欲しいものです。さて、「追跡レポート」は統一地方選で躍進した日本維新の会に焦点を当てました。企業研究はリコー、伊藤忠、「ナノテクの旗手」ミクロ吸盤応用研究所などを採り上げました。クレディ・スイス問題、企業の農業撤退の現状、値上げに悩む中小企業、衛星インターネットなどを掘り下げています。また、女性の時代に取り残される女性キャリア官僚の残酷物語もお知らせします。最終回の政治リーダー失敗の研究は、長期政権の秘訣を探ります。その他、海外情報も満載です。そして、景気浮揚には消費がカギを握っているようです。
凶弾に倒れた安倍元首相ですが、彼が政治にもたらしたものは何だったのでしょう。傲慢さが目立ち、虎の威を借る狐ばかりを残したようです。さて、中国の脅威に怯えているように報道される台湾ですが、コロナ時代、デジタル先進国で一躍脚光を浴びました。スタートアップ企業を国策と育て、また、中国に対する気持ちを現場レポートしました。企業研究はVHSの生みの親JVCケンウッドの再生にかける姿、財務分析は森ビル、バイオの旗手「日本抗菌総合研究所」を採り上げました。解体的出直しを目指していた商工中金、でも、本当に必要な存在なのでしょうか。小雑は流通業界、中小企業から農業、女性問題、インターネット、財政、社会問題、海外情報まで網羅しています。考える材料になればうれしく思います。
ため息の出るような岸田政権です。この政権に子育て支援もLGBTも期待できません。「追跡レポート」と「女性の時代」が斬ります。コロナ禍もようやく落ち着きを見せ始めましたが、これまでの対策はどうだったのでしょう。どうせ検証もされないのでしょう。代わってこちらが検証しました。企業研究は正体不明のオリックス、ナノテクの旗手Integrag Geometry Science、非上場の自由度を満喫するサントリーホールディグンスなどを採り上げました。機械が人間を支配する日を我々は許してしまうのか、チャットGBTの脅威も解説しました。成長と財源という基本的な問題にも取り組みました。新年度の金融界の変化と課題、瀬戸際の酪農業、流通業の変化などもお伝えします。拝金主義に覆われた日本の祭り、台湾有事は本当に起こるのか・・。その他、地域活性化、社会問題、海外情報も満載です。
国民の真も問わずに防衛増税、矛盾だらけの「新資本主義」。次の国政選挙まで「黄金の3年」を手にしたのに大きな政策も立てられず、独りよがりの岸田首相。もう代えてくれないかな。卑近なところではインボイス制度も勝手に始まります。中小企業、個人事業主は大変です。制度的欠陥をお知らせします。NISA拡充は、皮肉なキャピタルフライトも起こりそうです。企業研究は突破力の真贋が問われる凸版印刷、「バイオの旗手」ではザ・ファージ。その他、スシロー、イオンのセボンなどを採り上げました。物価の優等生、卵、もやしまでが値上がり、自民党の農業政策の失敗の集大成です。インバウンドの復活に沸いていますが、観光立国を目指す国は3流国なんですって。GIGAスクールってご存知ですか。日本のIT政策のまずさはマイナンバーカードだけではありません。
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻と世界を曇らした2022年も過ぎ去ろうとしています。新年はどんな年になるのでしょう。存在感の希薄な岸田政権に国民があきれ返っているうちに防衛費のための増税、インボイス導入など大増税時代がやってきそうです。追跡レポートが詳述します。企業研究は「シマノ」、ナノテクの旗手「シンバイオシス」、ウェザーニュースを採り上げました。波乱含みの金融政策、コメを輸入していたことの驚き、コンビニ・スーパーの機械化が人間疎外を促す有様、病院へのサイバー攻撃、融資の死角「違約金」などの問題を深堀しました。奈良県生駒市の駄菓子屋を起点にした地域おこし、FTXの破綻、オーストラリアのしたたかな外交戦略など内外情報も満載です。「女性の時代」、「生き方のヒント」、「こちら社会部」、「政治リーダー失敗の研究」など大小さまざまな人気コラムをお楽しみください。良い新年を。
ニューリーダーとはこんな雑誌です。 初めまして、月刊「ニューリーダー」の編集長の清水恵彦…
日本経済社会の劣化の波 1900年頃から、世界経済はミルトン・フリードマンの唱えた「新自由主…
<テレワークの実施状況はいかに> 至る所に傷跡を残した新型コロナウイルス・パンデミック。…
先進性、国際性、収益性の どれも海外に劣り地盤沈下 今記念号の総合タイトル「私たちの失敗…
プーチンは誰も信用しない 批判者排除の行く末は誇大妄想 3月下旬、ロシア当局がウォールスト…
魔法にかからないで欲しい ジェネレーションギャップは、いつの世でもある。大人たちは、これ…
「生産性」って気軽に使うけど 何をもって高い、低いというのか突き詰めて問われると正確な説明…
悲願の「全国政党」へ足がかりか 全国とのギャップはまだあるのか 2023年統一地方選は、数年…
物価に漂う天井感 海外環境は厳しいままに先行き不透明だ。輸出は円ベースでみれば円安効果で…
機関紙の「大勝利」報道とは裏腹に 4月9日投開票の統一地方選の前半戦は、「老舗政党」公明党…
長年の政治の怠慢のツケ こども政策の司令塔を担う新たな官庁「こども家庭庁」が4月1日発足し…
グローバルと言うには厳しい現実 「失敗ではなく中止」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の打ち…
知見もなくすぐ飛びつくが… 岸田文雄首相が「合成燃料」に前のめりだ。2022年10月、3年ぶり…
関西財界の力強さを見せつけたセミナー 関西財界の“森喜朗”と呼ばれているのを本人はご存知…
生涯68年間に200社を超える会社を立上げ 市村清をリアルに知る人は少なくなった コロナ禍の落…
貼っても剥がせるシート 粘着テープは剥がせない 粘着・接着と言えば、たいていの人が思い浮…