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2021年5月号『ニューリーダー』

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衆参補選、再選挙3つの選挙で全敗した自民党。チームなき菅政権はどこまで持ちこたえられるのか。かといって、強力な野党もなく、日本の政治は一体どうなるのでしょう。東日本大震災から10… もっと読む
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#ニューリーダー

2021年5月号『ニューリーダー』

🔻目次・追跡レポート 抜くに抜けない伝家の宝刀  チームなき独りぼっちのトップリーダー  …

チームなき独りぼっちのトップリーダー コロナで次々に狂う皮算用、菅首相はもつのか

狭まる解散戦略の選択肢 回避したい「解散を打てぬ首相」の“汚名” 衆院議員の残り任期が半…

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フクシマ復興 ようやく始まる 記憶は未来に引き継がれるか

自然災害と人災、取り残されたフクシマ 戦後最悪の災害となった東日本大震災と東京電力福島第…

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世界経済見通しで格差が如実 ワクチン戦略が経済回復を決める

IMF予想は世界経済成長6.0%へ上方修正 世界経済は、新型コロナウイルス感染問題に手間取って…

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巨大ファンドやアクティビストに揺れる かつての「総合電機御三家」の次男 “東芝”の凋…

あの矜持はどこへ行ったのか マネーゲームに漂うでくの坊になったのか 社長・会長を歴任し、…

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【政治】薬が効いて、元気溌剌の安倍前首相 まさか3度目の首相を目指すのか

「次の首相にふさわしい人」では第4位 一向に収まる気配を見せない新型コロナウイルスへの対…

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【官界】いっそのこと、電通省を創ったらどうか? 「電通依存」が招くエリートたちの自己崩壊

プレゼンにたいした疑問も持たずに数百万円 総務省や農林水産省の高額接待問題など、官僚のスキャンダルが相次いでいる。だが、実はこちらの方が深刻なのでは、と思える問題がある。それは「電通依存」だ。  象徴的なのが、東京電力福島第1原発の処理水の安全性をPRするために復興庁が作成したチラシである。政府が処理水を海洋放出する方針を決めた4月13日、処理水に含まれる放射性物質トリチウムを「ゆるキャラ」のように描いたチラシを復興庁がウェブサイトで公開したところ、批判が相次ぎ、公開停止に

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【産業】コロナ禍が収束しても「若者の行動変容」 ブライダル業界を襲う第2の危機

あのワタベウェディングが事業再生ADR 「この5月こそ!」と期待していた業界関係者は、ガック…

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【財界】日本資本主義の父“渋沢栄一”は 財界の先駆者、現代版CSRを提唱

財界を作ったのも渋沢 「日本資本主義の父」で知られる渋沢栄一が主人公のNHK大河ドラマ「青…

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キーワードは「戦後」と「変革」 マンパワーなくして成立しないゼンリン

宅配トラックの助手席を覗いたことある? ゼンリンの住宅地図は必須アイテム 神奈川・高津に…

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開発段階で使う毒性予測ソフトで 化学メーカーの研究開発をアシスト ─ゼノバイオティ…

安全を確保するための毒性試験 不通過が半数以上も 今回は、有害な化合物の問題に対処する化…

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海外巨人と比べれば小粒だが 利益率では遜色ないテルモ

体温計からスタートし100周年 テルモは、体温計の国産化を目的として1921年に設立された。現…

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増える米国産牛肉に緊急輸入制限発動 だが、米国は諦めない。国内基盤をどう守る

スーパーなどでは輸入牛肉の売り場が拡大 「未来に希望が持てない」国内生産者 輸入が増加の…

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「主権国民国家」とは何か 初心に戻らなければグローバル化の傷は癒えない

「シビックとエスニック」エレメント イタリアのルネサンス期の政治思想家マキャヴェリは「世界とは循々と変転して已むことのない動態である。社会、とりわけ国家というものは、興隆しつつあるか、衰亡しつつあるかのいずれかであって、均衡点で静止し続けるということはない」と言った。国家の再生は、「主権国民国家」の力量が問われる。  主権国民国家という概念は、17世紀のウエストファリア条約以降から出てきた。主権国民国家には2つの要素がある。「シビック・エレメント」(領土の保有、単一の法制度

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