テコンドー軽量級「日本代表」を約10年 元女性アスリートとして今、思うこと

テコンドー軽量級「日本代表」を約10年 元女性アスリートとして今、思うこと

🔻「日本代表」という名誉に伴う陥穽
  「強くなるための我慢」が招く自縄自縛

 女性蔑視の発言をきっかけに、男尊女卑を一掃するムーブメントが高まりを見せている。

 性差別を惹き起こすものには、筋力など身体能力の違いといった生物学的な差異の他、日本では「女性はかくあるべし」、「男性はかくあるべし」といった、日本社会に染みついた古くからの慣習があると思う。

 元女性アスリートとして、私が見てきたスポーツと女性を取り巻く出来事と今思うことを、紹介したい。私はテコンドー軽量級「日本代表」を約10年に渡り勤めたが、女性であることにより不利益を被った記憶はない。人に恵まれていたと思う。しかし、「代表選手として試合に出るために、我慢する」ということが普通になっていたことが、少し距離を保てている今はわかる。あの時の我慢が、選手に対する役員の不適切な行動や、強いては女性蔑視発言を許容することに繋がったのではないか。「ただ強くなりたい」という純粋な思いから、その為に不利になる要素を全て排除しなければならないことを学び、感情に蓋をすることに慣れてしまっていたと思う。

 どうしても忘れられない苦い思い出がある。

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