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初めまして、月刊「ニューリーダー」の編集長の清水恵彦です。

ニューリーダーとはこんな雑誌です。

初めまして、月刊「ニューリーダー」の編集長の清水恵彦です。

小誌の創刊は1988年です。当時の日本は、まだバブル景気に酔いしれていました。ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれ、日本製品が世界市場を席捲、「24時間戦えますか」というコマーシャルが流れるほどモーレツ社員ばかりの時代でもありました。

一方で、日本人ならではの謙虚さや、人情味あふれる地域のコミュニティが失われていく始まりの時期だったような気がします。本当にこのままでいいのか。「もう一度、人の心を見つめた経済・政治・社会を考える必要がある」のではないか。という想いから創刊いたしました。

それから、まもなくバブルが崩壊。あれから日本の主力製品は次々に敗れ、さらに少子高齢化、格差拡大をはじめ閉塞感が強く漂っています。特に非正規社員の増加、若者たちの低賃金から、何となく諦めムードが広がり、社会全体で歯を食いしばってでも頑張って、豊かな経済を作り上げていく向上心が足りなくなっている気がします。

小誌はこうした状況でも逃げない、明るい未来の経済を築こうとする次世代を担う人のための総合経済誌を目指しています。

インターネットの進展で、誰もが簡単に情報を得られる時代です。でも、中にはフェイクニュースであったり、陰謀論的な記事も目立ちます。

小誌はそれぞれの分野で有力な執筆陣の支援を仰ぎ、事の本質はどこにあるのかを常に追求してまいりました。かつて在籍していたメディアを越えて、選りすぐった自慢の筆者連です。業種によって記事を掲載したり、しなかったり、という経済誌もありますが、本誌は毎月、なるべく全業種、大企業から中小企業を網羅し、動きを追っています。現代史を紡ぎあげようと努力しています。

少しでも小誌の記事を多くの人に読んでいただきたいという想いから、Note上で公開することにいたしました。紙のメディアにこだわり続けてきた私もこの時代を受け入れざるを得ません。もっと、読んでくれれば、何と嬉しいことか。

1年でも通読していただければ、いまの世の中の動き、現在、過去、未来を理解して頂けるような編集方針を取っております。ただ、難しい雑誌であることは間違いありません。ある程度の知識と経験を持った方でなければ、とっつきにくい雑誌であることも否定いたしません。それでも、インターネット検索しながら読んでいます、という若い読者の声も聞きました。経済・企業分析もいきなりだと厳しい読者もいるかもしれません。ただ、読み続けていただければ、そのうちに読者の引き出しを増やすことができると自負しています。

小誌は毎月25日の発行、基本的に直接販売方式をとっています。
Noteでは、発行月の翌月1日から5日までに間に記事を公開いたします。

皆様のご意見、御用望も伺います。
必ず、ご返信申し上げます。教えてください。
独りよがりにならないためにも、皆様のご協力も必要だと考えています。

それでは、これから宜しくお願い申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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