企業価値10億ドル以上のフィンテック
米国が100社超と圧倒、日本はわずか３社

　IT技術を駆使した新たな金融サービスは「フィンテック」と呼ばれ、毎年多数のフィンテック企業が世界で産声を上げている。その主な分野としては、モバイルアプリで革新的な銀行サービスを行う「チャレンジャーバンク」や決済サービス、仮想通貨の取引システムのほか、スマホを通じた証券取引・資産運用サービス、IT技術を使って金融規制対応ソリューションを提供する「レグテック」、金融機関の顧客データと連携できるアプリを開発する「オープンバンキング」等がある。