熱さをどこかに置き忘れた東京五輪 今回は何のために開催するのか

熱さをどこかに置き忘れた東京五輪 今回は何のために開催するのか

🔸世界を敵に回して戦い、敗れた日本
    自信と希望を取り戻すための1960年大会

 1952年5月19日夜。東京の後楽園球場は4万を超す大観衆に埋まり、特設リング上のボクシング試合にどよめいた。

 激闘重ね15ラウンド。判定で世界フライ級チャンピオンのダド・マリノ(米国)を破り、日本人初の世界王者のベルトを巻いたのは白井義男である。

 サンフランシスコ平和条約の発効で、日本が45年の敗戦以来続いた占領のくびきを解かれ、まだ3週間余。夢見るような初夏の夜だったかもしれない。アメリカのボクサーを倒し、世界の頂点に立つ……。

 経済も、50年6月に勃発した朝鮮戦争の特需景気で復興のピッチを速め、まだ不十分ながら「独立日本」の自由と豊かさが微かに薫り始めたころである。

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