「屈辱の日」としての5・15
地上戦の記憶と「うりずん」
沖縄では春分から梅雨入りまでの季節を「うりずん」という。辞書的には潤い初めの意味だそうで、過ごしやすい時期とされる。その名の付いた泡盛もあり、地元でも明るいイメージの言葉だ。
一方、お年寄りの中にはこの季節になると体調を崩す人も少なくない。それは1945年4月1日の米軍の沖縄本島上陸から6月23日まで続いた地上戦がうりずんの時期に重なり、当時の記憶が甦るからだ。海風とともに降ってきた爆弾。驟雨の中の逃避行。蒸し暑いガマの中での自決。これらが湿り気を帯びた空気とともに記憶を呼び覚ますのだという。
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「屈辱の日」としての5・15
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