日本最大級の患者コミュニティに成長した アトピー症状記録・共有アプリ

日本で、世界でも急増する慢性疾患
症状画像を匿名投稿するアプリ

 花粉症、アレルギー性鼻炎、ぜんそく、食物アレルギーなどアレルギー疾患の患者数は、先進国に共通して増加傾向にある。中でも「アトピー」と省略して呼ばれるアトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症に伴って、痒みのある湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気である。アレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる。

 皮膚のバリア機能、つまり外界のさまざまな刺激や乾燥などから体の内部を保護する機能が低下すると、外から抗原や刺激が入りやすくなってしまう。すると免疫細胞が反応してアレルギー性の炎症を引き起こす。さらに、痒みを感じる神経が痒みを感じやすい状態となっているため、掻くことによりさらにバリア機能が低下する悪循環に陥ってしまう。

 特にアトピーの症状は肌に出るため、見た目で分かることが多い。それが患者の精神的負担になる。しかも、痒みはほぼ24時間続くため、日常生活に支障を来たしたり、睡眠にも悪影響を及ぼしがちだ。

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