【今も続くユニクロの衝撃】小売業「時価総額」トップに立つ アパレルのリーダー“ファーストリテイリング”

海外が牽引、その約半分が中国

 ファーストリテイリング(ファストリ)は「ユニクロ」ブランドのアパレル店を内外で展開している。同社は、日本の小売業において、売上ではセブン&アイ、イオンに次いで3位だが、営業利益は2位、そして時価総額は堂々のトップに位置する(5月13日現在)。

 ファストリは、1949年に山口県宇部市で始めた個人事業を63年に法人化した。カジュアルウェアの小売業に進出し、ユニクロ1号店を開店したのは84年。10年後の94年にはユニクロ国内店舗数が100店舗を超え、同年に株式公開にこぎ着けた。その後、国内店舗は2013年8月末の853店をピークに、22年2月末には802店まで減らしている。

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