【官界】いっそのこと、電通省を創ったらどうか? 「電通依存」が招くエリートたちの自己崩壊

プレゼンにたいした疑問も持たずに数百万円

 総務省や農林水産省の高額接待問題など、官僚のスキャンダルが相次いでいる。だが、実はこちらの方が深刻なのでは、と思える問題がある。それは「電通依存」だ。

 象徴的なのが、東京電力福島第1原発の処理水の安全性をPRするために復興庁が作成したチラシである。政府が処理水を海洋放出する方針を決めた4月13日、処理水に含まれる放射性物質トリチウムを「ゆるキャラ」のように描いたチラシを復興庁がウェブサイトで公開したところ、批判が相次ぎ、公開停止に追い込まれた。

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