これは陰謀論ではない 闇の傀儡師ディープステイトのいま

DSの世界支配戦略の中核は「戦争」

 過去200年の世界の支配構造は、ティープステイト=Deep State(DS)と呼ばれる「国際金融資本家グループ」によって握られてきた。DSはロスチャイルド系とロックフェラー系の2大勢力が牛耳る。

 ロスチャイルドは、1799年から続いたいわゆる「ナポレオン戦争」で、フランスがイギリスと戦った折、巧みな情報戦略とイギリス国債の操作により巨大な富を築いた。それ以降、戦争や侵略はDSの富の源泉となる。

 DSは1954年から毎年5月、スイス・モントルーで、世界的影響力を持つ人物や企業、機関の代表130~150人ほどを集めて、完全非公開の秘密会議「ビルダーバーグ会議」を開いている。CFR(外交問題協議会)、CSIS(戦略国際研究所)、大西洋協議会(Atlantic Council)なども、戦略を策定してDSに提言している。

 DSは、常にいくつかの国を「適度に戦わせ」、戦う両者に金や武器を貸与し、両方から金を収奪する。世界の軍事産業も金で支配する。「米ソ冷戦」は理想的な時代だった。

 DSは、自分の行動を隠すために「陰謀論」という言葉を世間に流した。DSの存在や、批判に対して、「それは『陰謀論』だ」と否定する。これもDSの「プロパガンダ」戦略の1つだ。そして「スリーS政策」で催眠術をかけるように、世界の人々の意識に入り込み、コントロールする。「スリーS政策」とは「スクリーン」、「スポーツ」、「セックス」だ。例えばチャップリンなどを起用し、「ハリウッド」を作り、映画で人々の意識に入りこむ。

 いまDSは「CO2削減戦略」を世界で展開している。それは環境保護とは真逆なものだ。石油産業、天然ガス産業、石炭産業を一旦解体させ、二束三文で買い叩く。そしていずれ買い叩いた石油産業、天然ガス産業を復活させて大儲けしようというものである。

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