【政治】「政策新人類」の面影はすっかり消え 衝撃の「ゼロ落選確実」、行き止まりの石原家

派閥さえ消滅しかねない

 2021年衆院選は、これまで政界に確固たる足場を築いてきた「石原家」の凋落を印象付けた。東京8区では石原慎太郎元東京都知事の長男で、自民党幹事長や経済再生担当相、環境相などを歴任し、石原派を率いる伸晃氏に加え、東京3区では三男の元内閣府副大臣の宏高氏がそろって敗北。宏高氏は比例代表で復活当選を果たしたものの、兄はそこにも残れず、ついにバッジを外すことになった。

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