女性活躍のロールモデル カード業界の雄「クレディセゾン」はここが違う

経営基幹部分に繋がる3つのキーコンセプト

 社員数4319名(連結5623名)のうち女性社員比率75%、女性部課長比率24%という高さの会社がある。女性活躍比率ともいえるこの高い数値は、上場企業の中ではユニクロ、楽天、リクルートなどと並ぶ。製造業など足元にも及ばない。女性の能力に注目し活躍の場を広く提供してきたのが、カード業界の雄「クレディセゾン」である。

 2021年3月期連結決算は、新型コロナウィルスの影響から、売上に当たる純収益は前期比9.2%減の2826億円に止まったが、営業関連費用の抑制や貸倒コスト減少により事業利益は33.6%増の484億円、当期利益は58%増の361億円と健闘した。

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