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【嗚呼ウクライナ】これがカラーの戦争の現場だ 全くのバカバカしさ、何故、気づかない

 誰にも日常の生活があった。でも、ある日、突然、住んでいる家や、街並みが瓦礫の姿になる。戦場に駆り出され兵士は、見ず知らずの無垢な人々を殺傷していく。何も感じないのか?総てを失う人々に対して本当に何も感じないのか?人が想像力を失いつつあることを思い知る。

 2022年2月24日、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まった。1年以上が経過して、戦闘は局地化を示している、今年6月からのウクライナ軍による反転攻勢で、東部と南部では未だ激しい戦闘が続いている。

 筆者は、侵攻開始後、2022年4月、8月、そして今回2023年6月初旬から3度ウクライナの現地取材を行っている。現地のウクライナ人たちはどのように過ごしているのか。北東部ハルキウ、首都キーウ、南部ヘルソンなどを巡った。

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