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地球沸騰化時代 災害級熱波が精神冒す


~極端気象の後ろに地球温暖化~

 今夏、連日続いた35度以上の災害級猛暑は、日本ばかりでなく北半球全体を襲った。極端な異常気象の背景に根本要因となる地球温暖化があり、今後も頻発して日常化すると研究者らは警告する。今年の夏の日本の平均気温は、1898(明治31)年の統計開始以来、最高の高温となった。日本近海の平均海面水温も最高で、8月は能登半島から山形県沿岸にかけ初めて30度以上になった。

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