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東芝再生の究極課題 ガバナンス立て直しが柱


名門没落の真因

 TOB(株式公開買い付け)の成立に伴い12月中にも上場廃止となる名門企業・東芝の再建方法が注目を集める。企業再生と再上場を果たすには、企業の原景を変える抜本改革が欠かせない。東芝がかつて誇ったコーポレート・ガバナンス(企業統治)の崩壊こそが、東芝危機の真因と見られるため、

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