恒大が水先案内する中国「失われる20年」 フェイスブック「少女被害」を見て見ぬふり 超細かいアマゾン後継者、次は「ヘルスケア」

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支払いは未完成のマンションで
噴火口に放り込まれる?

 中国に「リーマンの時」が迫っているのだろうか。言わずと知れた“世界最大の借金を抱えた不動産会社”「恒大集団」である。

 潰れないのが不思議な会社だ。創業者の許家印は極貧の中で育った。薬を買う金がなく、母を病で失い、サツマイモが主食の日々。製鉄会社で4年働いた後、深圳市で不動産会社を立ち上げた。後は借金街道一直線。

 中国ではマンション購入者は、完成前に代金を100%払う。通常、不動産会社の資金繰りは楽勝なのだが、許家印は成功の決め手は可能な限り土地を取得することにあると考えた。前受金に加え、銀行からかき集めた借金を次の土地手当てに注ぎ込んだ。280都市で1300のマンション群を建設し、4年前、中国一の大富豪にランクされた許の借金は流動債務を含め3000億ドル(34兆円)。対して恒大集団の手元のキャッシュは870億元(1.5兆円)。

 おまけに、カネがかかる副業に手を出した。ネットフリックスのような動画配信に進出し、ディズニーランドの向こうを張ったテーマパークを15都市に展開。かつてフォードを上回る時価総額を誇ったEV(電気自動車)子会社はまだ1台も市場に出していない。カネは出ていく一方であり、出入りの資材会社や建設業者の支払いには未完成のマンションで代物返済する有様。

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