子どもは500人作る？
ツイッターは「癒やし」

　今この瞬間、ジャナーリストなら誰でも、この人に熱くインタビューしたいと思う。できれば、ランチなどを差し挟みながら。さすがフィナンシャルタイムズ（FT）紙だ。名物コラム「FTとランチを」（10月7日付）でやってくれた。世界一の大金持ち、イーロン・マスクとの単独インタビューである。

　インタビュアーはルーラ・カルフ編集長。 自分で「モデル3」を運転してみるまで、マスクのＥＶ会社、テスラは間違いなく潰れると確信していた。マスクが指定した店は、お気に入りのメキシコ料理店。息子のX（息子の名前）を肩車に乗せてやってきた。

　マスクにとって、子どもは人類の希望である。自ら子どもは10人作る、と宣言している。もちろん、複数のパートナーとの間で。

　「自分の子どもを“量産”するために不妊治療クリニックを買収した」という噂は否定したものの、編集長にこう明かした。「マスクは子ども500人作るべきだ、と友人が言うんだよ。それは、ちょっとね」。