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2023年3月号『ニューリーダー』

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ため息の出るような岸田政権です。この政権に子育て支援もLGBTも期待できません。「追跡レポート」と「女性の時代」が斬ります。コロナ禍もようやく落ち着きを見せ始めましたが、これまで… もっと読む
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#アメリカ

2023年3月号【目次】

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台湾有事と日本の軍事体制強化 日本はただ巻き込まれるだけなのか

「台湾有事」は「日本の有事」と刷り込まれた 日本の2022年の今年の漢字は「戦」であった。その象徴ともなったプーチンの戦争は誰もが止められず、アメリカ、EUはウクライナに兵器を供給して、戦争を煽っているようにも映る。  世界はいまアメリカ、EU、日本のような「民主主義国」と中国・ロシアなどの「権威主義国」とインド・サウジアラビア・ブラジル・オーストラリアなどの「独立国」の3グループとなり、それぞれ対立する構造になってきた。そうした中で「戦争という空気」が世界的に煽られている

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ウクライナ侵攻1年と「國民の創成」

[アメリカ映画史上、最も邪悪な傑作] 映画草創期のアメリカの監督、D.W.グリフィスが1915年に公開したアメリカ初の長編映画「國民の創成」(The Birth of a Nation)は、カットバック、クローズアップ、クロスカッティングなどの技法を大胆に取り入れ、映画表現を確立した作品として高い評価を受け、興行的にも大成功を収めました。

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台湾侵攻なんて本当にあるのか 米国の嫌中感がもたらす世界経済大混乱

雪解けムードも消し去った気球 マッカーシー下院議長台湾訪問計画で最悪 昨年11月の初の対面首脳会談以後、雪解けムードが徐々に出ていた米中関係が、再び緊張方向に転じてしまった。首脳会談のフォローアップとしてアンソニー・ブリンケン国務長官が数年ぶりの米中ハイレベル高官会合のため訪中する直前のタイミングで、中国の偵察用とみられる気球が米本土上空への侵入が発覚したからだ。米国は気球が大西洋上まで飛行するのを待って撃墜。  中国側が「気象観測用の気球であくまで予定経路を外れて漂流して

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「半導体ハブ」へ名乗りを上げたインド クアッド、アメリカも協力に着手

国際政治の新たな「戦略物資」 この3年で、国際政治のなかでにわかに重要性が高まったものが3つある。1つは2020年のマスクだ。新型コロナウイルスのパンデミックが広がるなかで、一時期マスクが世界的に品薄となった。そこで感染拡大の発生源ながら当時は状況が落ち着いていた中国が発展途上国にマスクや防護服などを送ることで存在感を見せた。2つめもコロナ関連で2021年になると中国やインドが「ワクチン外交」を展開した。

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大震災を横目にイスラエルとパレスチナの一触即発 米国のパレスチナに対する変化を演出するブリンケンとは

米国のブリンケン国務長官の説得 現地時間の2月6日早朝、トルコ南東部からシリア北西部にかけて、マグニチュード7.8の地震が襲った。トルコのエルドアン大統領は8日、死者が9057人に達したと明らかにしたが、その後も被害は拡大している。シリア側では地震後に2992人の死亡が確認されたが、こちらもそれで収まりそうにない。

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