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2023年2月号【目次】
ニューススクランブル
~世界総覧~世界はどう動いているのか
― コラム ―
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〖腰を据えた政策なんてできやしない〗「新資本主義」などとっくに消えた早く代えてくれないかな、独り善がりの総理
「黄金の3年間」を手中に収めたはずなのに
新年早々から衆院解散・総選挙の臆測 衆参両院選に勝利して「黄金の3年間」を手中に収めたはずの岸田文雄首相。本来なら腰を据えて政策課題に取り組む2023年にしなければならないのだが、永田町では新年早々から衆院解散・総選挙の臆測がまことしやかに飛び交い始めた。
昨年末に短期間で一気呵成に決めた防衛力強化と防衛費の大幅増額路線、それに伴う「増税」方針、そして
〖拡大版〗インボイス「欠陥制度」の内実
◉免税事業者の排除、益税の召し上げが狙い◉ 今年10月に始まるインボイス(適格請求書)制度を前に、フリーランスなど小規模事業者の不安が高まっている。経理事務が相当に増える上、消費税相当額の一部が手元に残る「益税」がなくなり、導入しなければ取引面で不利な扱いが生じうるからだ。新制度には、小規模事業者に認められた消費税免税事業者に対し重い負担を与え、将来の起業を困難にする「欠陥」がある。インボイスとは
もっとみる【政治】忘れないで、私はいるわよとばかりに 小池都知事の大盤ばら撒き
政治嗅覚抜群の独自の少子化対策 まさに機を見るに敏、「私を忘れてもらっては困る」とばかりに、東京都の小池百合子知事が新年早々、首都独自の少子化対策を打ち上げた。
もっとみる【官界】長期金利の変動幅拡大は日本経済に良くないと、言ってきたよね。黒田総裁敗れたり
退任まぢかの変節 世界的な金融引き締めの潮流に背を向けてきた日銀が、突如動いた。昨年12月20日の金融政策決定会合で、長期金利(10年物国債利回り)の上限を、
もっとみる【企業】復活するマツダのロータリーエンジン その「意外な用途」
ロータリーは発電機に徹した方がいい かつてマツダのシンボルだったロータリーエンジン。最後のロータリー車「RX-8」の生産停止から11年が過ぎたが、ついに満を持してロータリーを
もっとみる【業界】ついにインドに抜かれて4位転落!日本自動車メーカーの行く末は?
やっぱり人口の多さでは敵わない 「自動車大国」の看板を下ろす日が近づいてきたのかもしれない。日本の自動車市場が2022年に中国、米国に次ぐ世界3位から4位に転落した。日本を追い抜いたのはインド。
もっとみる【財界】牛尾門下生の新浪氏が同友会代表幹事 注目される新経済連盟との間合い
華麗なる経歴、牛尾次郎の薫陶を受ける 楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が立ち上げた新経済連盟の幹部も兼任している新浪剛史サントリーホールディングス社長(63)が、経済同友会の次期代表幹事に内定した。
もっとみる〈突破力を見てやろうじゃないか〉2大印刷会社でありながら自己否定 凸版印刷のブランディング大作戦
印刷会社だと思っているでしょ
違う。「突破する会社」なんだって 年末恒例のテレビ番組「NHK紅白歌合戦」で白組司会を3年連続で勤め、幅広い層から好かれる俳優・大泉洋が、人気イケメン俳優の成田凌を相手に「印刷の会社だと思ってません?」と、したり顔で問い掛けるテレビCM。大日本印刷とともに国内印刷業界2強の座を占める凸版印刷が、2021年4月から続けているブランディングを目的とした企業広告である。
2型糖尿病治療用アプリを開発「食」の意識改革で社会的課題を解決する『ザ・ファージ』
▶膨大な糖尿病の医療費削減に
血糖値コントロールを最適化💉 糖尿病は、膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンが足らなくなったことで起こる病気である。インスリンは血糖値を適切な範囲に収める働きをしているため糖尿病になると血糖値が高くなる。その状態が続くと、喉が渇いて水をたびたび飲みたくなり、尿の回数が増える。体重が減ったり、疲れやすくなることもある。ただ、かなり血糖値が高くなるまで気づかない人
円高局面とNISA拡充を機に「キャピタルフライト」進展か
■循環的要因で当面は円高でも
ドル高・円安復帰の可能性は大■ 2022年12月20日、日本銀行は長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の下での10年物国債金利の許容変動幅を±0.25%から±0.5%に拡大した。“事実上の利上げ”ともいえるこの政策修正は金融市場にとってサプライズとなり、当日の外国為替市場では1ドル136円台から一時130円台へとドル安・円高が急進。年明け1月3日には一時129
〈寿司を変えた庶民の味方、でもついに値上げ〉回転寿司チェーンのトップ、外食でも第4位「スシロー」のFOOD&LIFE COMPANIES🥢
■海外のスシローも黒字化🍣 「スシロー」ブランドの回転寿司店をチェーン展開しているのがFOOD & LIFE COMPANIESだ(以下スシロー)。店舗は国内1083店、海外89店にのぼり、年間の来店客数は延べ1億6000万人、回転寿司のトップ企業である。
同社の前身は、1984年設立の「すし太郎」。「良質かつ低価格」な寿司店の展開をめざし、同年には大阪府豊中市に1号店を出店した。その後、
「ビオセボン」に見るイオンの変化 総合力が支える多面展開の行方
オーガニックを日常に・・
でも、単独展開はつらいかも 東急大井町線と同池上線が交差する旗の台駅のイオンタウン1階にイオン子会社のオーガニックスーパー「ビオセボン」旗の台店がオープンした。ビオセボンはフランス発のスーパーで「オーガニックを日常に」をテーマに2016年、東京・麻布十番に1号店をオープンした。出来た当初は「マニアのための店。そんな増えないだろう」というのが流通関係者の見立てだった。