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2023年1月号『ニューリーダー』

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コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻と世界を曇らした2022年も過ぎ去ろうとしています。新年はどんな年になるのでしょう。存在感の希薄な岸田政権に国民があきれ返っているうちに防衛費のた… もっと読む
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#政治

2023年1月号【目次】

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国民の信を問うたのか みんなが呆れて物も言わなくなった時に付け込む 静かなる暴政が始まった 大増税時代が来る!

明らかに約束違反の規模ありきの防衛費 閣内からも反旗、しかも首相をなめきって 波乱の予感を漂わせながら2023年を迎える。年末に外交・安全保障政策の長期指針「国家安全保障戦略」などの3文書、防衛力の抜本的な強化に向けて防衛費をGDP(国内総生産)比2 %に大幅増額する方針、そしてそれを賄うための増税案をドタバタで決定した岸田政権。相手国の領域内を攻撃する敵基地攻撃能力を保有するという、戦後堅持してきた「専守防衛」を逸脱する安保政策の歴史的な転換、財源にはこれまで使わなかった建

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【政治】この際、“不良閣僚・議員”を一斉処分せよ聞く力も看板倒れ、人を見る目もない岸田首相

・社会の木鐸、新聞記者出身といっても わずか1カ月で山際大志郎経済再生相、葉梨康弘法相、寺田稔総務相という3人の閣僚をスキャンダルや失言で失った岸田政権。政治資金問題や公選法違反疑惑が直撃した秋葉賢也復興相は臨時国会の閉幕によって、

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アメリカは2大政制ということを忘れてはならない 共和党の主張を少し考えてみよう 何か見えないか?

▶中間選挙「どちらが勝者」か 2022年11月8日にアメリカの中間選挙の結果は、メディアの事前予測のように共和党の「赤い大きな波」は起こらなかった。下院は共和党が過半数を獲得したものの、上院は民主党の方が1議席多くなり、バイデン大統領は「民主党はあまり大きくは負けなかった」と表現した。ウオール・ストリート・ジャーナルは「最大の敗者はトランプだ」と書いた。が、「民主党の善戦に見えるが、共和党が勝利した選挙であった」と言うメディアもいる。  経済学者のポール・クレイブ・ロバーツ

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「冷めたピザ」と揶揄されても「戦後懸案」を一掃「やりすぎ人生」が命を縮めた小渕恵三

どん底から、短期で絶頂に到達した後 一転して予期せぬ退場・終演という大波乱 岸田文雄首相は就任直後、「手本にしているのは小渕恵三元首相では」といわれた。小渕は1998年7月の政権到達時、前任の橋本龍太郎元首相との比較で「人気の橋本、人柄の小渕」と評された。一方、岸田の人物像について、安倍晋三元首相に生前、質問したら、長所として「絶対に人の悪口を言わない人柄のよさ」を挙げた。  ほかに両者には「出発は低空飛行、しり上がりの浮揚」という共通項もある。時事通信の世論調査で、小渕は

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日本に「女性首相」誕生は、夢のまた夢 平和革命!女性有権者よ女性候補に投票せよ

プーチン氏の狂気を批判する女性首相たち 彼女たちを生んだ背景は ロシア・プーチン政権は、クリミア併合という成功体験の再来を期して無法な「ウクライナ侵攻」に踏み切った。短時日で傀儡政権を樹立できると踏んだが、ウクライナから想定外の強い抵抗に遭い、NATO諸国からの想定外の武器・情報支援に直面しているうちに、「弾切れ」「兵力不足」の様相を呈し、「核の脅し」を言い募るが展望を開けないでいる。

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インド政治のニューウェーブ「庶民党」党勢拡大で次期総選挙の「台風の目」に

州議選で議席上は伸び悩むも支持は拡大 12月8日、インド西部グジャラート州議会選の開票が行われ、与党インド人民党(BJP)が182議席中156議席を獲得した。総議席の9割を占める圧勝だ。グジャラート州はナレンドラ・モディ首相のお膝元で、BJPの勝利は確実視されていたが、5年前の前回選挙と比べても議席を57増やしており、同党への支持がさらに高まりを見せていること示された。一方、インド国民会議派は17人しか当選できず、議席を大幅に減らした。

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