意気揚々のロケットマン、しかし国際社会は・・ 醜聞だらけの韓国大統領選、 嫌中度が決め手に?

ミサイル連発、核保有国であることを強調
国際社会は乗ってこないが、日本は近所迷惑

 今年に入り、1カ月で計7発のミサイルを発射して、世界を驚かせた北朝鮮。お隣り中国での北京冬季五輪の期間は鳴りを潜めているが、今度は自画自賛を世界に発信した。

 2月8日付け北朝鮮外務省の公式ホームページは年初の各種ミサイル試験を「金正恩国務委員長の偉大な胆力と度胸が呼んだ勝利」と大々的に唱った。続けて「米国本土を射程圏内に置き、ミサイル試験を行い、世界を震撼させる国は我が共和国しかない。米国に自らの主張を堂々と突きつけうるのが我が共和国だ」と自評。更に「世界で水素爆弾とICBM、そして極超音速ミサイルまで保有するのは極僅かであり、我が共和国はその1つである」と誇示。最後に改めて「これ全て主体の核の宝剣を手に比類なき胆力と度胸で事を成す金委員長の不滅の業績である」と持ち上げた。

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