マガジンのカバー画像

2022年9月号『ニューリーダー』

41
安倍ロスに旧統一教会問題、岸田改造内閣の出足もパッとしません。コロナ感染者世界一にもなったのに、なぜか危機感は高まっていないように思えます。メディアと市井の感覚のずればかりが気に… もっと読む
¥1,000
運営しているクリエイター

#政治・社会

2022年9月号【目次】

~世界総覧~世界はどう動いているのか 📖全記事をお得に読みたい方はこちら📘紙媒体でお求め…

ああ黄金の3年間がもったいない バランス第1でも蛇行運転し始めた岸田政権

出るわ出るわの統一教会との関係図 関係持たない議員だけでは組閣できない? 参院選を大勝で…

200

【政治】比例代表で最低の得票だった公明党 始まった自民党との“暗闘”

選挙区が増える県と減る県で… 7月の参院選で候補を擁立した7選挙区で全勝を果たしながら、党…

200

【官界】未だ止まない安倍暗殺ショック 警察幹部の「辞任ドミノ」も

警備体制に問題があったことは明らか 政界最大の実力者だった安倍晋三元首相が選挙応援中に暗…

200

【業界】気分はもう戦争、安全保障に関わる戦略的先端産業 企業はため息、肝心の「人…

給料をいくら上げても集まらない ロシアのウクライナ侵攻や台湾に対する中国の軍事的威圧など…

200

いつもの俄か仕立てに大言壮語 夢のまた夢「有機農業を全農地の25%に」

「自民党農政」がひた走ってきたのは 化学肥料や農薬に依存する「効率農業」の道 国際的な需…

200

地政学・人口・食糧・資源までお先真っ暗 でも、歴史は止まらない、解決法はあるはずだ

ある有名人の計測器の針は振り切れそう これから絶望的な話をしよう。長く続いたゴルディロックス(適温状態)時代が終焉を迎え、世界はプーチン戦争や台湾を巡る米中対立激化など地政学的危機、ニッケルや銅にレアメタルなど資源インフレ危機、気候変動に伴う食糧危機、新興国市場の成熟化など世界の成長力鈍化、ベビーブーマー引退や出生率低下による労働力不足=人口危機。まさに「全面危機」の様相だ。  しかし、ここまでヒトは生き抜いてきた。歴史は明暗織り交ぜながら、途絶えたことはない。解決策はきっ

有料
200

食料安全保障に一筋の光、それはコメだ(上)

値上げだけではない、供給が止まることも ロシアのウクライナ侵攻で、穀物大国ウクライナから…

200

求めたのは良妻賢母像も貫く男女平等 女子教育の先駆者、薩摩藩士「森有礼」

廃刀論で辞職するも外交官として活躍 「日本が生んだ西洋人」と伊藤博文に評された森有礼(18…

200

安倍国葬で新たな分断線が 顕在化しないか

大和西大寺駅前の献花の人の波の意味 7月8日に安倍晋三元首相が奈良市の大和西大寺駅前で選挙…

200

大人たちが歪める子どもの学力、ゆとりの何が悪い?私たちは夢を描ける子供を育ててい…

「科学の尖兵」特別科学学級 子供たちは何を感じていたのか 前例踏襲が官界の常なら、これも…

200

ぬえ政党「社大党」の不思議

押し掛け与党 沖縄社会大衆党を御存知ですか?略して社大党。1950年設立だから、地域政党とし…

200

エネルギー危機と脱炭素問題 日本はどう立ち向かっていくのか

世界的な電力危機 いま、テレビをつければ、節電のために照明を落としています、と断りが入る…

200

「優しい人だから」では済まない背信の途中退場 歴史的政権交代の幕を引いた羽田孜の失敗

不信任案で総辞職に追い込まれたのは2人 万策尽きた吉田・決断を迫られた羽田 9月27日に国葬となる安倍晋三元首相が在任中、祖父・岸信介元首相の「衆議院解散の逡巡」という「失敗の教訓」を意識していた話を前号で紹介したが、続けて首相の解散権をめぐる「失敗」を検証する。  岸田文雄現首相は就任の10日後の2021年10月14日に衆議院を解散し、31日に総選挙を実施した。実際には、衆議院議員の任期満了が21日に迫っていて、首相として解散権行使の判断の余地がない「名ばかりの解散」によ

有料
200