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2023年5月号『ニューリーダー』35周年記念号

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創刊35周年に達しました。記念号の特集タイトルは「私たちの失敗 君たちの明日」です。現在、各界のトップの多くが「ポスト団塊の世代」です。私たちはいったい何を残せてきたのか、ちょっ… もっと読む
5月1日(月)午前10時更新です。
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2023年5月号(35周年記念号)【目次】

【特集】私たちの失敗 君たちの明日ニューススクランブル ~世界総覧~世界はどう動いているのか 📖全記事をお得に読みたい方はこちら📘紙媒体でお求めの方はこちら🗻富士山マガジンサービスでお買い求めの方はこちら ・~・~・書店でもお買い求めいただけます・~・~・

【特集⑦】便利な用語だけど説明できますか?知ったか経済用語はごまんとある

「生産性」って気軽に使うけど 何をもって高い、低いというのか突き詰めて問われると正確な説明が難しい用語がある。 例えば「生産性」と「付加価値」。 この2つをもってしても即答できる人は少ないのではないか。 ◇「生産性」とは何かを考えてみよう 生産性とは、生産に必要な要素の投入によって得られる産出物の割合を指す。式は 生産性=産出÷投入 である。  生産性の高さは仕事の効率の高さと言うこともできる。生産性が高いことは、①少ない投入で同じ産出を得られる、あるいは、②同じ投入で大

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『OA時代からDX時代へ』「山あり谷あり」を地で行った複写機のリコー 複合機の会社から脱することはできるのか

生涯68年間に200社を超える会社を立上げ 市村清をリアルに知る人は少なくなった コロナ禍の落ち着きとともに、急速に戻ってきたインバウンド(訪日外客)でごったがえす東京・銀座。円安で“安いニッポン”を謳歌する欧米や東南アジアからのツーリストがランドマークとする四丁目の交差点といえば、昭和の時代より、北から時計回りに和光、三越、日産自動車そして三愛の4者が変わらぬ顔ぶれを占めている。このうちガラス張りの円筒形のビルが印象的な「三愛ドリームセンター」は、近年、リコー三愛グループの

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【財界】関西財界の“森喜朗”財界セミナーで吠えまくり総スカン

関西財界の力強さを見せつけたセミナー 関西財界の“森喜朗”と呼ばれているのを本人はご存知なのだろうか。地方の商工会議所などで散見される「お山の大将」程度の威張り散らしだったら任期も短く、目くじらを立てなくてもよいのだろうが長期政権となると別。

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【企業】三菱重工が開発した新型ロケット「H3」既に「時代遅れ」に片足

グローバルと言うには厳しい現実 「失敗ではなく中止」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の打ち上げ責任者が強弁して話題になった次期主力ロケット「H3」1号機の打ち上げが、結局は失敗に終わった。

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超微細孔による自己吸着性シート SDGsの世界的潮流に乗る『ミクロ吸盤応用研究所』

貼っても剥がせるシート 粘着テープは剥がせない 粘着・接着と言えば、たいていの人が思い浮かべるのはガムテープではないか。梱包用や事務用などで使われ、誰にも身近な存在だ。  だがガムテープの大きな弱点の1つが、一度貼ると簡単には剥がせないことだ。仮に剥がせても、粘着剤の跡が残ったり、場合によっては剥がしたことによって接着部分に損傷が残ったりする。接着強度が強いほど、当然ながら剥がすことが難しい。  そこで注目されるのが、粘着剤を使用せず物理的に吸着させる素材だ。その1つがミ

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『純益の3割があの国』「中国最強商社」を自認する伊藤忠商事財務力が様々なリスクに対応できるか

■ 総合商社としての収益構成 伊藤忠商事の起源は、1858年の初代伊藤忠兵衛の創業まで遡る。その流れを継いだ大建産業は、戦後の過度経済力集中排除法により4社に分割され、そのうちの1社として1949年に発足したのが伊藤忠商事である。翌1950年には株式を上場している。もともと繊維中心の商社だったが、1977年に安宅産業を合併した結果、鉄鋼や機械の分野が強化され、総合商社の形が整っていった。

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短時間で買い物を切り上げる定理は通用しない「食のテーマパーク」競争になった食品スーパー

見て楽しく、回って飽きない店舗つくり ライフスタイルの変化を取り込め 食品スーパーを、単に食材を買うところ─そう思っているあなたは古い。今では食のテーマパークへと変身している店舗も出てきた。変わっていくSMを追った。  ライフコーポレーションの東京・恵比寿に開業した「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」(東京都渋谷区)、魚売り場には幅2メートルはあろうかと見られる水槽の中から、真鯛や石鯛という高級魚が、お出迎えしてくれる。

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そんなに甘くない!壁高い企業の農業参入 オリックス撤退、参入企業の60%超が赤字

製造業とは違う自然相手 短期的な収益ばかりを狙っていたのでは 安倍政権以来、自公政権が“新農政の柱”と肝いりで推進してきた「大規模化」と「企業化」(企業の農業参入)が大きな壁にぶつかっている。オリックスが赤字を理由に、昨年の長野県内での野菜生産に続き、兵庫県養父市の国家戦略特区で展開する農業事業から全面撤退したのがその代表例である。大手企業では、ここ数年だけでも、ニチレイや東芝など退場の動きが相次ぐ。

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値上げ交渉に苦悩する中小「武器」を磨いて生き残りを

賃上げ、値上げ、働き方改革 一体どこの世界の話だ? この連載は月刊地域経済紙「かながわ経済新聞」の取材を通じて、神奈川県内の中小企業、とりわけ製造業のリアルを綴っている。賃上げ、値上げ、働き方改革…。世間では、マスクの着用が個人の判断となったこともあり、経済活動もようやく本格的に再開し、企業に求められることも変わってきた。  しかし、そんなこととは無縁なのが中小企業だ。

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働き方改革を実践し 若い女性社員が働きやすい環境に

弊社では短時間正社員制度を導入しています。 この制度は言わば時短勤務の正社員制。 正社員と同じ雇用条件で、週に20時間以上であれば短時間勤務が可能です。

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