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2023年5月号『ニューリーダー』35周年記念号

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創刊35周年に達しました。記念号の特集タイトルは「私たちの失敗 君たちの明日」です。現在、各界のトップの多くが「ポスト団塊の世代」です。私たちはいったい何を残せてきたのか、ちょっ… もっと読む
5月1日(月)午前10時更新です。
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2023年5月号(35周年記念号)【目次】

【特集】私たちの失敗 君たちの明日ニューススクランブル ~世界総覧~世界はどう動いているのか 📖全記事をお得に読みたい方はこちら📘紙媒体でお求めの方はこちら🗻富士山マガジンサービスでお買い求めの方はこちら ・~・~・書店でもお買い求めいただけます・~・~・

米地銀・クレディショックの根深い「普遍性」と行き着く先

規制当局が「非常事態」対応 経営行き詰まりの「特殊性」 3月に世界的に吹き荒れた信用不安の嵐。システミックリスクはまさに危機的状況に達し、規制当局の「非常事態」対応で何とか収束に向かったが、なお不安はくすぶる。まずはその経緯を時系列で整理しておこう。  3月8日、暗号資産(仮想通貨)関連企業との取引が多い米シルバーゲート銀行(総資産約1.6兆円)が自主清算をし、預金は全額返済する計画を発表。

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7年前のオバマのヒロシマ献花は台湾有事共同戦線への道筋

老ジャーナリストの執念 過去に紹介したことがありますが、7年前、2016年5月に行われたオバマ・アメリカ大統領の広島平和記念公園・原爆死没者慰霊碑への献花実現は、元共同通信ワシントン支局の松尾文夫氏の執念のなせる技でした。  戦後、「同盟国」という体裁となってはいたものの、90年代になっても日米の戦後和解はほったらかしのまま。それが露骨に示されたのが1995年でした。

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トランプ有利に進む「大統領の犯罪」中国・ロシアがもう一つの極となる世界

大統領選を有利に運ぶものだったのか 無理筋の刑事訴追のようにも… ドナルド・トランプは大統領在任時も退任後も「大統領としては米国史上初の」と形容される不規則発言や乱行でメディアを賑わせてきた。米下院による2度の弾劾訴追、後継大統領の就任式欠席、第二次世界大戦後の国際秩序維持の核となっている国際連合や自由貿易体制維持、発展の要である世界貿易機関(WTO)からの脱退を示唆さえするなど、荒唐無稽ぶりは枚挙にいとまない。ただ、いくらトランプの破茶目茶ぶりに慣れている米メディアにとって

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