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総裁選での約束をお忘れか? アベノミクスと一体何が違う どんどん後退!「新しい資本主義」の真贋
総裁選で主張したものが次々と消える
官僚の声は「看板の掛け替え」に過ぎない 自民党総裁選で強力なライバルと目された河野太郎氏ら3人を大差で破り、岸田文雄首相が新内閣を船出させた。「新しい資本主義」をキャッチフレーズに、「成長と分配の好循環」の実現を掲げたものの、党役員・組閣人事では安倍晋三元首相、麻生太郎副総裁への配慮が際立ち、政策面でも総裁選で主張したものが次々と消え、岸田カラーが早くもかすむ。
キティちゃんは見つめている ファンやフリークたちに支えられた経営 若き後継者の「第2の創業」の行方は
ミッキーマウスやスヌーピーと肩を並べる
「11月1日イギリス生まれの子猫」の誕生秘話 些か旧聞に属する話だが、SNSで今や欠かせないコミュニケーションツールとなった絵文字(Emoji)が、世界最大の英語辞典「オックスフォード辞典」に登録されたのは2013年のことだった。Bushido(武士道)、Kaizen(改善)、Sushi(寿司)など、これまで英語になった日本語は少なくない。だが、それらは基本
コロナ後遺症でインフレ懸念 物価上昇で消費回復は遅れる
株価調整の理由 先進国の株式市場が調整局面に入っている。ニューヨークダウ平均株価は、8月16日に3万5625ドルの史上最高値を付けてから、9月29日には3万3843ドルへ5.0%下落した。欧州市場の指標であるユーロストックス50指数の高値は9月6日の4246ポイント、その後の安値は10月4日の3996ポイント、ピーク比5.9%の下落である。直近の10月14日現在では、ニューヨークダウ平均が3万49
もっとみる【政治】人事では明暗くっきり、お馴染みの風景 聞こえる麻生の高笑いと、安倍の歯ぎしり
二人三脚で自民党を牛耳る? 自民党総裁選に勝利した岸田文雄首相が初めて臨んだ党役員・組閣人事は、党内にお馴染みの明暗がくっきりと分かれる風景を生んだ。岸田総裁誕生の原動力となった麻生太郎副総裁と安倍晋三元首相という2人の実力者への配慮があちこちに滲むが、高笑いが聞こえそうな麻生氏に対し、安倍氏にとっては不満が残るものになったようだ。
もっとみる【官界】与野党のバラマキ政策を強く批判 「財政再建論者」矢野財務次官に失うものはない?
国会議員を馬鹿にしている?よく言った? 直言居士の面目躍如というべきか。財務省の矢野康治事務次官が10月8日発売の文藝春秋に寄稿。衆院選を控え、各党が経済対策を競う姿を「ばらまき合戦」と批判する内容で、冷や水を浴びせられた与党幹部からは「国会議員を馬鹿にしている」と怒りの声も上がる。
もっとみる【企業】言い訳まで支離滅裂! IT業界を呆れさせるみずほのシステム障害
家庭のパソコン以下のセキュリティー 「ついに、ここまで落ちたか」と世間を呆れさせた、みずほ銀行のシステム障害。今年だけで8回も発生し、とりわけ8、9月の2カ月間だけで4回も業務がストップ。10月8日に同行が、その原因について「6年にわたって使用していたハードディスクの経年劣化だった」と発表したのだ。これにはIT業界が驚いた。
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