月刊誌「ニューリーダー」 公式Note
2023年5月号『ニューリーダー』35周年記念号
創刊35周年に達しました。記念号の特集タイトルは「私たちの失敗 君たちの明日」です。現在、各界のトップの多くが「ポスト団塊の世代」です。私たちはいったい何を残せてきたのか、ちょっと恥ずかしいところもあります。みんなで想像力を働かせて明るい未来にして欲しいものです。さて、「追跡レポート」は統一地方選で躍進した日本維新の会に焦点を当てました。企業研究はリコー、伊藤忠、「ナノテクの旗手」ミクロ吸盤応用研究所などを採り上げました。クレディ・スイス問題、企業の農業撤退の現状、値上げに悩む中小企業、衛星インターネットなどを掘り下げています。また、女性の時代に取り残される女性キャリア官僚の残酷物語もお知らせします。最終回の政治リーダー失敗の研究は、長期政権の秘訣を探ります。その他、海外情報も満載です。そして、景気浮揚には消費がカギを握っているようです。
2023年4月号『ニューリーダー』
凶弾に倒れた安倍元首相ですが、彼が政治にもたらしたものは何だったのでしょう。傲慢さが目立ち、虎の威を借る狐ばかりを残したようです。さて、中国の脅威に怯えているように報道される台湾ですが、コロナ時代、デジタル先進国で一躍脚光を浴びました。スタートアップ企業を国策と育て、また、中国に対する気持ちを現場レポートしました。企業研究はVHSの生みの親JVCケンウッドの再生にかける姿、財務分析は森ビル、バイオの旗手「日本抗菌総合研究所」を採り上げました。解体的出直しを目指していた商工中金、でも、本当に必要な存在なのでしょうか。小雑は流通業界、中小企業から農業、女性問題、インターネット、財政、社会問題、海外情報まで網羅しています。考える材料になればうれしく思います。
2023年3月号『ニューリーダー』
ため息の出るような岸田政権です。この政権に子育て支援もLGBTも期待できません。「追跡レポート」と「女性の時代」が斬ります。コロナ禍もようやく落ち着きを見せ始めましたが、これまでの対策はどうだったのでしょう。どうせ検証もされないのでしょう。代わってこちらが検証しました。企業研究は正体不明のオリックス、ナノテクの旗手Integrag Geometry Science、非上場の自由度を満喫するサントリーホールディグンスなどを採り上げました。機械が人間を支配する日を我々は許してしまうのか、チャットGBTの脅威も解説しました。成長と財源という基本的な問題にも取り組みました。新年度の金融界の変化と課題、瀬戸際の酪農業、流通業の変化などもお伝えします。拝金主義に覆われた日本の祭り、台湾有事は本当に起こるのか・・。その他、地域活性化、社会問題、海外情報も満載です。
2023年2月号『ニューリーダー』
国民の真も問わずに防衛増税、矛盾だらけの「新資本主義」。次の国政選挙まで「黄金の3年」を手にしたのに大きな政策も立てられず、独りよがりの岸田首相。もう代えてくれないかな。卑近なところではインボイス制度も勝手に始まります。中小企業、個人事業主は大変です。制度的欠陥をお知らせします。NISA拡充は、皮肉なキャピタルフライトも起こりそうです。企業研究は突破力の真贋が問われる凸版印刷、「バイオの旗手」ではザ・ファージ。その他、スシロー、イオンのセボンなどを採り上げました。物価の優等生、卵、もやしまでが値上がり、自民党の農業政策の失敗の集大成です。インバウンドの復活に沸いていますが、観光立国を目指す国は3流国なんですって。GIGAスクールってご存知ですか。日本のIT政策のまずさはマイナンバーカードだけではありません。

〖腰を据えた政策なんてできやしない〗「新資本主義」などとっくに消えた早く代えてくれないかな、独り善がりの総理
「黄金の3年間」を手中に収めたはずなのに 新年早々から衆院解散・総選挙の臆測 衆参両院選に勝利して「黄金の3年間」を手中に収めたはずの岸田文雄首相。本来なら腰を据えて政策課題に取り組む2023年にしなければならないのだが、永田町では新年早々から衆院解散・総選挙の臆測がまことしやかに飛び交い始めた。 昨年末に短期間で一気呵成に決めた防衛力強化と防衛費の大幅増額路線、それに伴う「増税」方針、そして原発回帰という2つの大政策転換に対して、国民の信を問わなければならないという筋論
2023年1月号『ニューリーダー』
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻と世界を曇らした2022年も過ぎ去ろうとしています。新年はどんな年になるのでしょう。存在感の希薄な岸田政権に国民があきれ返っているうちに防衛費のための増税、インボイス導入など大増税時代がやってきそうです。追跡レポートが詳述します。企業研究は「シマノ」、ナノテクの旗手「シンバイオシス」、ウェザーニュースを採り上げました。波乱含みの金融政策、コメを輸入していたことの驚き、コンビニ・スーパーの機械化が人間疎外を促す有様、病院へのサイバー攻撃、融資の死角「違約金」などの問題を深堀しました。奈良県生駒市の駄菓子屋を起点にした地域おこし、FTXの破綻、オーストラリアのしたたかな外交戦略など内外情報も満載です。「女性の時代」、「生き方のヒント」、「こちら社会部」、「政治リーダー失敗の研究」など大小さまざまな人気コラムをお楽しみください。良い新年を。

国民の信を問うたのか みんなが呆れて物も言わなくなった時に付け込む 静かなる暴政が始まった 大増税時代が来る!
明らかに約束違反の規模ありきの防衛費 閣内からも反旗、しかも首相をなめきって 波乱の予感を漂わせながら2023年を迎える。年末に外交・安全保障政策の長期指針「国家安全保障戦略」などの3文書、防衛力の抜本的な強化に向けて防衛費をGDP(国内総生産)比2 %に大幅増額する方針、そしてそれを賄うための増税案をドタバタで決定した岸田政権。相手国の領域内を攻撃する敵基地攻撃能力を保有するという、戦後堅持してきた「専守防衛」を逸脱する安保政策の歴史的な転換、財源にはこれまで使わなかった建