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【楽勝ムード広がるが】後に分岐点だったと評されることも 重大な意味を持つ2022参院選
ドキドキの展開となりそうにない選挙
「2022年体制」が構築される可能性も 岸田政権の中間評価となる2022年参院選の投票日が近づいた。新型コロナウイルスの感染拡大と、ロシアによるウクライナ侵攻という2つの危機に直面しながら、岸田文雄首相は無難に対応し、内閣支持率も安定する。何よりも野党第1党の立憲民主党が低空飛行から脱しきれず、野党候補の乱立も解消されないまま、選挙戦に突入したことから、首相が掲
「ウィズコロナ」ならぬ「ウィズ国債」巨額化した借金と上手く長く付き合わざるを得ない
対立する財政再建派と積極派の代表的論稿
両者間違ってはいまいが、ストンと落ちない 世界が大恐慌から脱け出せていない1933年4月、米国のルーズベルト大統領は、財務長官ら側近たちとの会議で、金本位制からの離脱を告げた。側近たちは大騒ぎになった。「3人の金融のプロは、ルーズベルト大統領がかくも重要なことをいとも簡単に言ったことにあきれ、2時間にわたってインフレの危険性と恐ろしさについて半狂乱になってル
【政治】みっともないキングメーカー気取り みんなうんざりしてるのに分からんお人
本当にこの人が首相だったんだ 「私がキングメーカー」と言わんばかり、安倍晋三元首相による岸田政権への口出しに歯止めがかからない。重責から退いた解放感、そして自民党最大派閥のドンとしての存在感発揮を意識しているのだろう。ただ、首相経験者とは思えぬ脱線気味の発言も際立つ。
もっとみる【官界】飲酒暴力事件で跡目のエリート転落 あの財政健全派・矢野康治次官の落胆
「酔って覚えてない」まで飲むんじゃない! 代償はあまりに大きかった。財務省の小野平八郎総括審議官(89年入省)が地下鉄内で暴行事件を起こし、更迭された。事務次官の登竜門とされる要職からの暗転に、省内には沈鬱な空気が広がっている。
もっとみる【企業】「お騒がせ男」マスクがツイッターにえげつない値引き交渉を仕掛けた“理由”
スパムアカウントでひと悶着 「お騒がせ」言動で何度も世間を驚かせた米EVテスラCEOのイーロン・マスクが、またもやらかした。4月に440億ドル(約5兆9000億円)でまとまった米SNS大手のツイッター買収に「撤回」を示唆したのだ。マスクが問題にしているのはツイッターのスパムアカウント。
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