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徨える野党第一党“立憲民主党”浮上せず 立憲との合流嫌う国民民主、維新のアキレス腱
政党支持率で日本維新の会の後塵
批判一辺倒払拭が裏目の立憲民主党 昨秋の衆院選でまさかの大敗を喫し、体制を刷新した立憲民主党。「枝野商店」と呼ばれた枝野幸男氏に代わり、47歳の泉健太代表が就任して2カ月を迎えた。だが、政党支持率で日本維新の会の後塵を拝するなど意気は上がらず、反転攻勢の糸口すらつかめていない。「批判一辺倒」というイメージを払拭し、政策立案政党を前面に打ち出すものの、逆に政権追及の牙
追随を許さない圧倒的な技術力とブランド力 またまだ秘密主義「稀代の上場会社」ファナック
今年、最初の「私の履歴書」に登場の驚き
売上規模は3分の1でも出藍の誉れの訳 「日本経済新聞」の紙面上で60年以上に亘って続く名物連載の1つ「私の履歴書」。経済界を中心とした各界の著名人が出生から今に至る半生を、家族や友人のエピソード、仕事やプライベートの秘話など織り交ぜつつ振り返る自伝風の読み物として知られる。取り上げる人物によっては、同紙の編集委員クラスが数人がかりで事実上の代筆を行い、波乱万
【政治】「政治とカネ」にかかわる不祥事が直撃 “与党ボケ”公明党を襲う遠山ショック
1989年のリクルート事件以来の起訴 昨年秋の衆院選で議席を伸ばした公明党に、「政治とカネ」にかかわる不祥事が直撃した。東京地検特捜部が、貸金業の登録がないにもかかわらず、特定企業の依頼を受け、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス対策関連融資を仲介していたとして、貸金業違反罪で元衆院議員だった遠山清彦元財務副大臣や太田昌孝前衆院議員の元政策秘書を在宅起訴。2人はそれぞれ手数料として約1000万円の
もっとみる【官界】「官邸支配」から解き放たれた官僚たち 政権と霞が関の蜜月が試されるのはこれからだ
人事権をバックに振り回された安倍・菅時代 岸田文雄政権が発足して100日が経過した。過去2代の政権の「官邸支配」から解き放たれた官僚たちからは、ほっとした空気も漂う。
約9年続いた安倍・菅政権では、外交施策の決定から新型コロナワクチンの接種加速化まで、人事権をバックにした首相官邸による「上からの」政策決定が常態化。首相に近い官邸官僚が重要政策を差配し、霞が関全体が緊張感に包まれていた。
【企業】テスラやトヨタにどう立ち向かう ソニーの「EV戦略」はいかに
車も「すりあわせ型」から「モジュール型」へ これは「無謀な挑戦」なのか?ソニーグループが電気自動車(EV)市場に参入する。今春に新会社「ソニーモビリティ」を設立し、EV販売に向けて動きだす。が、EVは米テスラなどのベンチャーやトヨタ自動車をはじめとする世界の巨大自動車メーカーが鎬を削る激戦区。ソニーに勝機はあるのだろうか。
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